UQモバイルとワイモバイルでどちらがおトクか徹底的比較！

格安スマホ(MVNO)の中で、通信速度が速く、月額料金がやや高めなUQモバイル。
UQモバイルは、格安スマホ(MVNO)というよりは、格安路線をアピールしているワイモバイルに似ていてますね。
よくよく調べてみると、UQモバイルは、KDDIの子会社で、唯一通信キャリア運営している格安スマホ(MVNO)です。
実はワイモバイルもソフトバンクのグループ会社で、UQモバイル、ワイモバイルは、au、ソフトバンクそれぞれの影響が色濃く出た会社です。
いづれにしても、通信速度も月額料金も妥協したくないという方は、通常の格安スマホ(MVNO)よりワンランク上の、UQモバイルかワイモバイルで悩まれる方が多いようです。

■一番おトクなUQモバイルの申し込みはこちら

月額料金の比較…データ通信はUQmobile、通話はymobileがトク

まずは一番気になる月額料金について見ていきましょう。
UQモバイルはデータ通信使い放題プラン、ワイモバイルは1回10分以内の通話なら300回分の通話がコミコミがそれぞれの会社の特徴です。
データ通信中心の使い方をするならUQモバイル、音声通話が多い方ならワイモバイルがオススメです。

UQモバイルの料金プラン

UQモバイルは、月々のデータ通信容量が3GBのプランと、使い放題のプランの2種類のみがあります。
3GBプランは、IIJmio、Nifmo、mineo(マイネオ)、楽天モバイルなど多くの格安スマホ(MVNO)が月額1,600円の中、ほんの少し高めの料金ですが、月額80円くらいなら誤差でしょう。
無制限プランは、U-mobileやぷらら、b-mobileでもほぼ同価格で提供されているのですが、他社と同じく、通信速度が制限されています。
ただ、UQモバイルは、こちらの無制限プランの速度は実際どうなの！？にあるように、他社に比べて通信速度が速いと好評です。
通信速度が速い割に、他の格安スマホ(MVNO)とほぼ同じ価格設定のため、かなりコストパフォーマンスが高い格安スマホ(MVNO)と言えます。
実際、2015年格安SIMアワードのコストパフォーマンス部門で3位を獲得しています。

また、通話料金については、他の格安スマホ(MVNO)と同じく、無料通話などはありません。
通話料を節約したい方は、SkypeやLINEなどの無料通話アプリを利用するといいでしょう。
Skype outやLINE outを使えば、固定電話にも格安でかけることができます。

データ通信料金

データ通信容量	月額料金
3GB	1,680円
無制限	2,980円

通話料金

国内通話は1分40円

ワイモバイルの料金プラン

ワイモバイルは、UQモバイルなど格安スマホ(MVNO)と違い、SIM単体契約が割高なため、以下のように、スマホ本体の代金も含めたプランを利用することになります。
また、以下料金は、新規、docomoユーザー、auユーザー、ワイモバイルユーザー限定のプランになり、ソフトバンクユーザーは対象外の点は注意が必要です。
ソフトバンクユーザーの場合、以下から月額1,000円プラスで割高なため、あまりメリットがありません。

また、通話料金については、1回10分までの通話は300回まで無料です。
お店の予約や問い合わせなど、事務的な電話であれば、10分程度で終わることが多いとおもうので、通話が多めの方は、おトクなプランです。

データ通信料金(iPhone5s購入の場合)

データ通信容量	月額料金
1GB	2,980円
3GB	3,980円
7GB	5,980円

通話料金

上記料金に1回当たり10分以内の通話300回分が含まれている

通信速度の比較…Ymobileはキャリア並だがUQmobileは無制限

通信速度については、ワイモバイルに軍配が上がりますが、UQモバイルは無制限プランがあります。
UQモバイルは格安スマホ(MVNO)の中では通信速度は速いのですが、docomo、au、ソフトバンクと比べるとやや遅いです。
ただ、UQモバイルには通信速度が制限された「無制限プラン」があるので、TwitterやLINEニュースといったニュースサイトや、YouTubeのおすすめ動画、テザリングなどを利用するのみで、オンラインゲームなどを利用しないのであれば、データ容量を気にせず使えるので、おトクです。
一方、ワイモバイルの通信速度は、格安スマホ(MVNO)ではなく、docomo、au、ソフトバンクに近い速度を出しており、ワイモバイルで通信速度で不満を持つようであれば、docomo、au、ソフトバンクへ行っても同じというくらい速いです。

UQモバイルの通信速度

格安SIMアワードの満足度調査やMMD総研の速度調査で、UQモバイルの通信速度は高い評価を得ています。
特に無制限プランは、月額2,680円という低価格で、データ通信が使い放題で、テザリングまでできるので、ウェブサイトをたくさん見る方にとっては、イチイチ残りのデータ通信量を気にしなくてよく、かなり評判が高いです。

満足度→格安スマホ(MVNO)の中で、通信部門最優秀賞

	総合	通信部門	コスト パフォーマンス部門	ブランド イメージ部門	利用サポート部門
最優秀賞	IIJ mio	UQモバイル	Nifmo	IIJ mio	IIJ mio
2位	mineo/ UQモバイル	Nifmo	BIC SIM	OCNモバイル ONE/ BIC SIM	BIC SIM
3位		mineo	UQモバイル		OCN モバイル ONE

さすがにdocomo、au、ソフトバンクと比べると、通信速度は劣りますが、それでも、安定的に10Mbpsの通信速度が出ており、他の格安スマホ(MVNO)とは別格の速さとなっています。
高画質の動画をガンガン見たり、オンラインゲームをやるのでなければ、UQモバイルの通信速度で十分です。

速度調査→格安スマホ(MVNO)の中で、No1

(単位=Mbps)

回線	サービス	朝 (10-11時)		昼 (12-13時)		夕 (17-18時)		平均
		下り	上り	下り	上り	下り	上り	下り	上り
docomo	OCNモバイルONE	8.8	3.6	0.7	3.2	3.8	3.6	4.4	3.5
	IIJ mio	11.7	4.0	0.7	3.3	8.8	3.4	7.1	3.6
	b-mobile	10.2	9.3	3.3	6.5	7.5	6.9	7.0	7.6
	Biglobe LTE・3G	8.7	3.6	0.6	3.7	2.9	4.0	4.1	3.8
	U-mobile	5.3	3.8	0.8	3.3	1.7	3.6	2.6	3.5
	楽天モバイル	8.2	3.8	0.9	3.6	10.3	4.4	6.5	3.9
	Nifmo	7.8	3.8	0.6	4.7	8.2	4.3	5.5	4.3
	ぷららモバイルLTE	3.5	2.8	0.5	2.6	0.5	0.9	1.5	2.1
au	mineo	10	4.6	0.6	4.9	9.3	3.9	6.6	4.5
	UQモバイル	10	5.2	9.2	5.5	10.3	4.7	9.8	5.1
docomo		18.0	4.3	20.7	3.6	19.2	4.8	19.3	4.2
au		24.1	3.0	31.4	1.1	29.1	1.7	28.2	1.9
Softbank		30.0	5.7	30.7	4.7	27.6	4.3	29.4	4.9

ワイモバイルの通信速度

ICT総研が2015年9月4日に発表した調査結果によると、ワイモバイルの通信速度はdocomo、au、ソフトバンクとほぼ同等の結果となっています。
大手通信キャリア(docomo、au、ソフトバンク)と同等の通信速度という部分が、UQモバイルとの価格差になっていると理解して頂ければいいとおもいます。
(単位=Mbps)

	東名阪平均	東京	大阪	名古屋
docomo	28.26	24.64	28.99	31.14
au	32.60	24.22	34.68	38.91
ソフトバンク	36.04	27.26	35..71	45.15
ワイモバイル	31.67	22.58	33.73	38.70
OCNモバイルONE	17.20	19.37	10.82	21.41
楽天モバイル	10.79	12.29	7.62	12.46

スマホ本体の比較…白ロム→UQmobile、セット販売→Ymobile

スマホ本体を購入する方法として、①AmazonやAppleの公式ホームページからSIMとは別で購入する、②SIM契約とセットで購入する、という2通りの方法があります。
①のSIMとは別で端末を購入する場合、新品端末を購入する、もしくは中古端末(白ロム)を購入することになります。
②のセット販売端末を購入する場合は、SIMの契約と一緒にスマホを購入できるので、楽な反面、選べる端末が限られる、料金が割高になるというデメリットもあります。

UQモバイルのおすすめスマホ

UQモバイルにもセット販売端末はあるのですが、docomo、au、ソフトバンクが2013年頃発売した端末を、名前を変えて発売しているいわゆる型落ち端末しか置いておらず、できれば以下の、auの中古端末(白ロム)を購入することオススメします。
中古端末と言っても、2014年、2015年に発売されたスマホが続々と出回っていますので、セット販売端末よりもハイスペックな端末を安く手に入れることができます。

中古とか白ロムと聴くと「えっ」とおもわれるかもしれませんが、それほど難しくないし、大手のネットショップを使えば安心です。
Amazonだと、中古といっても、新品同様の端末が数多く売っていますし、販売業者の取引数や評価数や口コミを見れば、過去にトラブルがなかったか人目でわかります。
auのスマホであれば、UQモバイルのSIMを挿して、こちらの初期設定をすれば、すぐに使いはじめることができます。

ちなみに、公式にはiPhone6はUQモバイルでは利用できませんが、brogramというサイトでプロファイルをインストールすると問題なく利用することができます。
詳細は⇒iPhoneをUQモバイルで利用するのに必要な情報全て

オススメ①　iPhone6

価格	35,000円〜(Amazonなど)
概況	最新モデルのiPhone6sと外観は同じで、 処理性能もそれほど変わらないのでお買い得です。
特徴	データのバックアップがiCloudで簡単にできる スマホの動きがなめらか 余計なアプリが入っていない

オススメ②　Xperia Z4 SOV31 au

価格	33,450円〜(Amazonなど)
概況	防水、フルセグ、おサイフケータイ付きで Android最高クラスのスマホです。
特徴	カメラ画素数が2,070万画素でキレイ 電源の蓋がないタイプの「キャップレス防水」 高級感のあるガラスでコーディングされた背面

価格：33,450円〜
説明：防水、フルセグ、おサイフケータイ付きでAndroidでは最高クラスのスマホです。

オススメ③　AQUOS SHL25 au

価格	32,800円〜(Amazonなど)
概況	電池3日持ちで、液晶がキレイです。 こちらも防水、フルセグ、おサイフケータイです。
特徴	お風呂でもキレイな画面でフルセグが見れる 毎日充電不要の省電力液晶と大容量バッテリー フレームが薄く、大画面なのに手に収まる

ワイモバイルのおすすめスマホ

ワイモバイルの場合、auと比べてスマホのラインナップが少なく、逆にセット販売端末が充実しているので、SIMの契約とセットでスマホを購入するのをオススメします。
ただ、以下の注意点があり、月額料金を安く抑えたい方は、2年ぴったり使って、他社に移るというのが得策のプランだとおもいます。

オススメ①　iPhone5s

価格	3GBプランの場合、3,980円/月(端末代金含む)
概況	コンパクトサイズので片手で使えるiPhone。
特徴	データのバックアップがiCloudで簡単にできる スマホの動きがなめらか 余計なアプリが入っていない

オススメ②　DIGNO C

価格	3GBプランの場合、2,678円/月(端末代金含む)
概況	濡れても汚れても落としても安心の、防水・防塵・耐衝撃のスマホ
特徴	汚れても水でさっと洗い流せる防水 ガーデニングやレジャーで利用できるチリやホコリに強い防塵対応 落下させてもガラスが壊れにくい強化ガラス採用

オススメ③　Nexus 5X

価格	3GBプランの場合、4,730円/月(端末代金含む)
概況	シンプルで使いやすいワンランク上の高性能スマホ
特徴	コンパクトで軽量、余計な機能が一切ない高性能なスマホ 最高水準の処理性能で、ネットがサクサク 遠く離れたところからでも表情まで読み取れる4K動画撮影対応

解約料・その他の比較…UQモバイルは2年縛りなし！

続いて、解約料やその他の特徴を比較していきます。
料金や通信速度、端末以外にも、比較すると、どちらがおトクか見え方が変わってくる部分があるとおもいますので、細かく見ていきましょう。

UQモバイルの解約料・その他

解約料

UQモバイルは1年以内の解約の場合、9,500円の解約手数料がかかります。
docomo、au、ソフトバンクのように、契約が自動更新されることもなく1年以降であればいつでも解約料無料で解約できます。
ちなみに、ぴったりプランと言ってスマホとセットで購入すると、毎月1,200円分の無料通話が付くプランがありますが、こちらの場合は、docomo、au、ソフトバンクと同じように2年毎の自動更新のプランです。

その他UQモバイルの特徴

• 3GBプランで、通信容量を使い切っても、ウェブページの閲覧スピードだけは速くなる「バースト転送」機能があります。
• 無制限プランでも「バースト転送」機能は働き、ウェブページの閲覧スピードは快適です。
• ウェブ申し込みの場合、他の格安スマホ(MVNO)だと、SIMの郵送中に元の携帯電話の電話が繋がらなくなることがありますが、UQモバイルのとSIMが到着してから自分で切替作業をするので、電話不通期間がありません。
• 余ったデータを翌日に繰り越せるデータ繰り越しがある。docomo、au、ソフトバンクだと、データ繰り越しした分は、翌月のデータ容量を使いきった後でないと消費されませんが、UQモバイルは、繰り越した分から消費されるので、一度データを繰り越すと、毎月余裕を持ってパケットを余らせることも可能になります。

ワイモバイルの解約料・その他

解約料

ワイモバイルはSIMだけで契約しても、割高になりスマホとセットで購入することが多いので、docomo、au、ソフトバンクと同じく2年毎の契約自動更新となります。
契約から2年後の1ヶ月間以外で解約すると、9,500円の解約金を取られるため、解約のタイミングがかなり限定されます。

その他UQモバイルの特徴

• コールセンターで解約料について「買った店舗でちゃんとした説明を受けていない」というと解約料が無料になることがある
• 月々1,000円払うと、時間も回数も無制限で、他社携帯への通話料が無料
• ワイモバイルに契約しているユーザーが、ヤフーショッピングやヤフオク、LOHACOで買い物したり、ヤフーのトップページを利用すると、マイルが貯まるパケットマイレージ。マイルが貯まるとその分通信量が増量される
• 主要駅や空港、コンビニ、レストランで使える、ソフトバンクのWi-Fiスポットが無料で利用できます。実はソフトバンクのWi-Fiスポットはdocomo、auよりも多く、全国30万箇所で利用できます。

まとめ

料金プラン

• UQモバイルは、データ通信料金が安く、速度もそこそこなので、コストパフォーマンスが高い、通話料はdocomo、au、ソフトバンクと同じ。
• ワイモバイルは、docomo、au、ソフトバンクと格安スマホ(MVNO)のちょうど間のデータ通信量、通話料は10分300回までかけ放題。

→UQモバイルは通話料は1分40円で、割高。通話を1ヶ月に30分以上する方(月に2,400円)だとワイモバイルの方が安いです。スマホは、ネットを使うだけに使って、料金を安くしたいとおもう方は、UQモバイルがオススメです。

通信速度

• UQモバイルは、格安スマホ(MVNO)の中では、通信速度が最も速いです。満足度調査をしても、速度調査をしても、UQモバイルは評判が良く、速度が速いことが証明されています。
• ワイモバイルは、格安スマホ(MVNO)というよりは、docomo、au、ソフトバンクの通信速度に近く、docomo、au、ソフトバンクから乗り換えても、速度に不満を感じることはないはずです。

→速度重視ならワイモバイルですが、UQモバイルには無制限プランがあります。
オンラインゲームや、高画質動画視聴などにスマホを使わないのであれば、UQモバイルの無制限プランでも十分ストレスなく見ます。
月々のデータ容量を超えると、twitterやgoogle検索をするにも辛い低速状態になるので、ある程度容量を使う可能性のある方は、UQモバイルの無制限プランがオススメです。

対応端末

• UQモバイルは、iPhone6、XperiaZ4、AQUOS SHL25など2014年発売のハイスペックな中古端末(白ロム)が、新品の半額程度の価格で使えます。
• ワイモバイルは、2年契約が必要ですが、セット販売端末が充実していて、iPhone5s、DIGNO C、Nexus5Xなどが新品で使えます。

→最近はAmazonやヤフオクで、中古端末でも、新品同様の商品が沢山出ていて、端末価格を抑えたい方は、一手間かけて端末をネットショッピングサイトや秋葉原で購入するだけで、格安でスマホを購入することができます。

解約料・その他

• UQモバイルは1年以内に解約すると、9,500円の違約金が取られます。1年後以降であれば、解約金0円で解約できます。
• ワイモバイルはdocomo、au、ソフトバンクと同じく2年毎に契約が自動更新されるため、2年毎に1ヶ月訪れる契約更新月以外に解約すると、9,500円の違約金が取られます。ただし、コールセンターで協議すると、違約金を免除されるというウワサもあり、更新月に解約し忘れた方は、トライしてみてもいいとおもいます。

→ワイモバイルはdocomo、au、ソフトバンクと同じスマホとセット販売なので、スマホの機種代金を支払い終えるまでは、解約違約金が取られます。
解約のしやすさはUQモバイルの方が上ですね。

以上、様々な観点から、UQモバイルとワイモバイルを比較してきました。
UQモバイルは格安スマホ(MVNO)なので、解約のしやすさ含めて料金を気にされる方にはオススメです。
無制限プランもあるので、データ量を気にせず使えるのは、気楽でいいですよね。
2年縛りがないタイプなので、例えばNexus5Xをexpancysなどの海外系のSIMフリースマホの販売サイトから激安で仕入れて使うということも可能です。
端末を安く購入できるという観点からも、料金重視の方はUQモバイルがオススメです。

一番おトクなUQモバイルの申し込み先はこちら