UQモバイルのテザリングとワイマックスのおトク度を比較しました
新幹線やカフェのちょっとした待ち時間で、パソコン作業をしたいっておもうことってありませんか?
もちろんスマホでネットも見れるんですが、ノートパソコンのように画面が大きいと、ニュースやTwitterなどを見れるスピードが、スマホより5倍くらい速いとおもいます。
ネット環境がない場所で、パソコン作業をしようとする場合、以下の方法があります。
- スマホをルーター代わりにするテザリング
- Wi-Fiルーターを利用する
自宅に固定回線があるかやネットを使う頻度にによっても、どちらがおトクか変わってきますが、固定回線を解約して、デザリングやWi-Fiルーターに乗り替えた方がいい場合、というのもあります。
ここでは、自宅と外の両方のシーンを想定した場合に、UQモバイル、UQワイマックスで、一体どちらがおトクなのか、徹底検証していきます。
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Contents
UQモバイルのテザリングのメリット① 月額料金が安い
テザリングの最大のメリットは、スマホ一台の月額料金だけで、スマホだけでなく、パソコンやWi-Fiオンリーのタブレットをインターネットに繋げる点です。
例えば、自宅にインターネット回線がある方とない方、それぞれの月額料金は、
テザリングをするパターン | 月額料金 |
自宅回線あり | ・自宅回線→ 4,300円(フレッツ光 マンションタイプ) ・スマホの月額料金→ 月々1,680円(UQモバイル 3GBプラン) 合計:月々5,680円 |
自宅回線なし | スマホの月額料金→ 月々1,680円(UQモバイル 3GBプラン) 合計:月々1,680円 |
のみの月額料金で、外出先でもインターネットが使えます。
この料金だと、自宅のインターネットの料金を含めても、docomo、au、ソフトバンクのスマホ1台の月額料金よりも安く済みますよね。
もちろん格安スマホ(MVNO)1台でテザリングをする場合であれば、docomo、au、ソフトバンクの1/3〜1/4の月額料金になります。
【集合住宅で固定回線を安く契約できている方は、テザリングがおトク】
特に、自宅に固定回線を引いいている方の内、インターネット回線が2,000円程度で抑えられているのであれば、自宅のネット環境を最安の状態で持てていることになります。
フレッツ光の月額料金は、マンションタイプだと大体4,300円なので、集合住宅で大口契約をしない限り、このような額ではネット回線を引けないからです。
その場合、わざわざWi-MAXのようなモバイルWi-Fiルーターを自宅回線に置き換える必要はありませんし、持ち運び用途だけに、モバイルWi-Fiルーターの月額利用=3,696円を支払うのは、勿体無いとおもいます。
一方、スマホのテザリングであれば、スマホの月額料金のみで、外でインターネットをすることができます。
月額料金を節約したい、という方はテザリングがオススメです。
UQモバイルのテザリングのメリット② 無制制限プランが使える
UQモバイルは以下の2つのプランがあり、テザリングをする場合もどちらかのプランを選ぶ必要があります。
データ容量 | 月額 料金 |
特徴 |
3GBプラン | 1,680円 | 高速データ通信で、短時間であれば動画やオンラインゲーム なども利用可能。 200kbpの低速状態に切り替えることも可能で、低速状態 であれば、無制限に使える。 →速度面でのストレスはないけど、 動画やオンラインゲームなど重いコンテンツを使える容量には上限がある。ただ、テキストサイトであれば無制限に見れる |
無制限プラン | 2.680円 | 500kbpの中速状態で無制限に使える Youtubeのおすすめ動画などは見れる、テキストサイトの読み込みもストレスなく見れる。 ただし、オンラインゲームや写真のストレージサービスやInstagramは、 使えるには使えるが、快適に見れない →テキストサイトとYoutube、Googleマップなどはストレスなく見れるが、写真中心のサイトやオンラインゲームなどは厳しい |
パソコンサイトの場合、スマホのサイトよりもデータ容量が大きく、データ消費量が大きくなるため、3GBプランでテザリングをすると、すぐに200kbpsの低速状態となってしまい、一切動画などが見れなくなってしまいます。
そのため、元々テザリングを想定してUQモバイルをご利用の場合は、無制限プランを利用されることをオススメします。
無制限プランは500kbpsが速度の上限となっていますが、無線が混雑していない場所であれば700kbp〜800kbp出たという声もあり、LINEニュース、Twitter、Facebook、ヤフー、LINE、Youtube、Googleマップは快適に利用できます。
以下については、無制限プランでも、使えないことはないですが、1Mbps以上の通信速度を必要とする場合が多く、読み込みに相当時間がかかります。
- オンラインゲーム
- Googleフォトやインスタグラムなどの写真中心サイト
- VPNを接続して、セキュアなサイトに接続する場合
3GBプランでも、オンラインゲームや写真中心サイト、VPNを使うと、すぐに月々の容量をオーバーしてしまうので、UQモバイルでは、これらの利用をできるプランがないことになります。
ただ、こうしたネット回線を圧迫するユーザーがいない分、通信が混雑しないので、UQモバイルで、LINEやYoutubeなどを使う普通のユーザーは、快適にネットを使うことができます。
特に元々auのAndroidを使っている方が本体をそのまま、格安スマホ(MVNO)で使う場合、mineo(マイネオ)とUQモバイルを使うことになりますが、無制限プランとなると、UQモバイルしか選択肢がありません。
家にインターネット回線があって、カフェや新幹線で補助的にテザリングを使ってパソコン作業をしたい方などは、スマホ1台でデータ容量の制限を気にすることなく、使えるので、UQモバイルの無制限プランが大変オススメです。
【無制限プランの注意事項】
ただし、3日間に3GB以上使うと、通信速度の制限を受けて、低速状態になるので、1日に大量の動画を見るなどはやめておきましょう。
目安として、3日で10時間の動画を見ると、速度制限に引っかかります。
UQモバイルのテザリグのメリット③ 荷物がスッキリする
テザリングの場合、スマホ1台で済むので、持ち運びの荷物が少なくできるというメリットもあります。
- テザリングの場合→ パソコン、スマホ
- モバイルWi-Fiルーターの場合→ パソコン、スマホ、モバイルWi-Fiルーター
となり、どちらにしても、スマホは持ち運ぶので、どのような使い方をするにも、テザリングの場合、荷物は最小限にできます。
Surfaceといった、パソコンの中に、LTE通信機能が入ったタイプもありますが、やはりスマホは常に持ち運んでいるので、テザリングの場合と荷物の量は同じになります。
また、充電についても、スマホ一台のみケアをすればいいので、モバイルWi-Fiルーターを充電する場合と比べて、毎日の充電の手間が省けるのもメリットですね。
UQモバイルのテザリングのデメリット① 速度はそれほど速くない
テザリングのデメリットはやはり、通信速度が、自宅のインターネット回線やモバイルWi-Fiルーターに比べて遅くなることでしょう。
料金も節約できて、荷物もスッキリするのですが、パソコンを毎日使うような方でしたら、テザリングはあくまで補助機能として使うのがオススメです。
もちろんスマホをメインで、パソコンはたまにしか使わないという方であれば、固定回線やモバイルWi-Fiルーターは、テザリングでも十分です。
パソコン中心の方なら、テザリングだけでネット環境を持つのは結構辛いとおもいます。
UQモバイルのテザリグのデメリット② スマホの劣化が激しくなる
テザリングのもう一つのデメリットとして、通信機能をスマホに頼りっきりになるので、スマホの特にバッテリーの劣化が激しくなるという点です。
ある実験ではiPhone6でテザリングを4時間したら、iPhone6のバッテリーが全てなくなったということも起こっています。
毎日テザリングを行ってパソコンを使うような方だと、あまりスペックの低いスマホを利用していると、バッテリーが全然持たずイライラするかもしれません。
UQワイマックスのメリット① 24時間パソコン作業が可能
UQワイマックスは通信速度が高速で、自宅回線としても十分使えます。
自宅に固定回線を引いていない方なら、UQワイマックス一台で、自宅でも外でも、24時間同じようにインターネット環境を持つことが出来ます。
UQワイマックスは本体代金が0円で、月額3,696円なので、自宅のインターネット回線にそれ以上支払っている場合は、自宅でも外でもインターネットが使えるUQワイマックスにした方がおトクです。
UQワイマックスの速度は東京、名古屋、大阪の主要都市で、60Mbps以上も出るという報告もあり、スマホのテザリングとは比べ物にならないほど快適な速度です。
場合によっては家のインターネット固定回線よりも速いかもしれません。
60Mbps以上出ると、テレビのザッピングをするような速度で、ウェブサイトを開けるのですが、一度体験してしまうと、テザリングなんてアホらしくなってきます。
しかもUQワイマックスは通信制限がなく、月々の利用量の制限がありません。
ただ、UQモバイルと同様3日で3GB以上使うと、低速状態になってしまうので、動画を連続で10時間見るような使い方はなるべく控えた方がいいですね。
また、通信エリアについては、東名阪の都市部以外は順次拡大中とのことですので、ご自宅がUQワイマックスが使えるエリアかどうか確認しておいた方がいいです。
確認先⇒UQワイマックスのエリアマップ
エリアさえ問題なければ、出張先や引っ越しの場合でも、使える可能性もあり、固定回線を使うより汎用性がかなり高いとおもいます。
UQワイマックスのメリット② スマホのバッテリー消費を抑制
スマホと違い、インターネット回線をパソコンやタブレットに届けることに特化しているので、UQワイマックスはバッテリー自体も長持ちです。
スマホ自体でテザリングをしなくていいので、スマホのバッテリー持ちも長持ちさせることができます。
UQワイマックスをイチイチ自宅で充電するのが面倒とおもう方がいるかもしれませんが、自宅に帰ったら、家でネットを使うためにUQワイマックスを充電するようになるので、おもったより手間でない、という方が多いようです。
UQワイマックスのデメリット① スマホにプラスαの料金がかかる
UQワイマックスを購入するかどうか一番悩ましいのが、料金だとおもいます。
パソコンで時々twitterやLINEをする程度であれば、テザリングで十分で、インターネットを使うのがスマホ中心の方であれば、UQワイマックスを使う必要性はあまりありません。
自宅のインターネット回線が3,696円以上の方については、UQワイマックスに乗り替えた方がおトクですが、自宅にインターネット回線を引くほどでもない方についてはUQモバイルのテザリングで足りるか、UQワイマックスを導入する必要があるかは悩みどころです。
UQモバイルのテザリングもUQワイマックスも、どちらも月々の利用料は無制限なので、大きく違うのは、通信速度です。
パソコンのサイトはスマホよりも、重いので、より速い通信速度を要します。
パソコンで、動画や写真の多いサイトを多くみるような方は、UQワイマックスでパソコンに繋いだ方が、快適に通信ができるとおもいます。
UQワイマックスに月額料金を払う分、UQモバイルのスマホのプランを3GBに落として、月額料金を節約すれば、余分な料金を払うことなく、格安スマホ(MVNO)とUQワイマックスを持つことが出来ます。
UQモバイルはiPhoneでもテザリングが可能
2018年10月31日より、iPhone XS / iPhone XS Max / iPhone XR / iPhone X / iPhone 8 / iPhone 8 Plus向けに、テザリング機能の提供を開始しました。
なお、テザリングを利用するための月額料金は無料です。
テザリングがiPhoneでもちゃんと使えるのは助かりますよね。
まとめ
UQモバイルとUQワイマックス、どちらも一長一短ありますが、大きく、
- 自宅のインターネット回線を契約しているか
- 自宅のインターネット回線がいくらか
- パソコンで動画や画像を使ったサイトをよく使うか(InstagramやGoogleフォトなど)
でどちらがオススメか代わってきます。
パターン | UQモバイル/UQワイマックス どちらがオススメ? |
|
自宅のインターネット 回線ある方 |
インターネット回線が 月々2,000円以下 |
UQモバイル無制限プランでテザリング |
インターネット回線が 月々2,000円〜3,696円 |
動画や画像を使ったサイトをよく使う →UQワイマックス動画や画像を使ったサイトを あまり使わない →UQモバイル |
|
インターネット回線が 月々3,696円以上 |
固定回線をUQワイマックスに切替 | |
自宅のインターネット 回線ない方 |
パソコンで動画や画像を 使ったサイトをよく使う |
UQワイマックスを利用 |
パソコンで動画や画像を 使ったサイトをあまり 使わない |
UQモバイル無制限プランでテザリング |
UQワイマックスは、月々のデータ容量が少なめの方にとってはあまり魅力的でないかもしれませんが、UQモバイルについては、誰もが使うスマホなので、こちらは月額料金も安く、通信速度も速くて、格安スマホ(MVNO)の中では一番オススメです。
3Gプラン⇔無制限プランのプラン変更はいつでもできるので、docomo、au、ソフトバンクのユーザーの方は、まずスマホをUQモバイルに代えた後に、UQワイマックスを使うかどうか決めるのもありだとおもいます。
docomo、au、ソフトバンクを使い続けると、その分月額料金もかさんでくるので、格安スマホ(MVNO)へ乗り換えが早いほど、月額料金が節約できるのでおトクです。