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UQモバイルと他の格安スマホ(MVNO)の料金比較


格安スマホ(MVNO)選びで一番気になるのが料金ですよね。
格安スマホ(MVNO)の料金は、docomo、au、ソフトバンクと同じく、通話料、データ通信量、端末代金が月額料として引き落とされます。
また、契約・解約時には、申し込み手数料と解約手数料が発生します。

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この記事では、人気の9社の格安スマホ(MVNO)の料金を徹底比較して、

  • 格安スマホ(MVNO)が乱立して、どこを選んでいいか分からない
  • 何GBのプランを選ぶといいのか迷っている
  • 解約金や違約金はどこがお得なの?
  • 一番おトクな格安スマホ(MVNO)は結局どこなの?
  • 安すぎて不安なんだけど、品質に問題があったりするの?

といった疑問や不安に応えていこうとおもいます。

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格安スマホ(MVNO)の料金概要

格安スマホ(MVNO)ごとで、同じデータ容量でも料金が変わったり、月ではなく日で使えるデータ量が決まっていたり、特徴が違うので、どの格安スマホ(MVNO)のどのプランにするか迷われる方も多いとおもいます。

一つの選び方として、5GB以上のプランでは、1GB当たりの月額料金が高くなっていくので、プラン選びに迷ったら、まずは割安の小容量の1GB〜3GBのプランで契約して、契約後に容量が足りない場合は、大容量のプランに変更をするというやり方がいいとおもいます。

また、DMMモバイルは、全プラン最低料金宣言をしているので、DMMモバイルの料金プランをまず確認して、高いか安いかを見るという見方もあります。
DMMをベースとしてそれぞれのプランを見ていくと、

3GBプラン→ OCNが1,800円(DMMモバイル1,500円)・・・・差額300円
5GBプラン→ Nifmoが2,300円(DMMモバイル1,970円)・・・・差額330円
10GBプラン→ Nifmoが3,500円(DMMモバイル2,950円)・・・・差額550円

10GBのNifmoのプランはかなり割高ということが分かります。

プラン変更は、契約後にもできますが、一度格安スマホ(MVNO)に決めたら、ほとんどの場合1年は契約が必要です。
各社の特徴をしっかり掴んで、まずはどの格安スマホ(MVNO)にするかを決めるとよいとでしょう。

音声SIMプランの料金 (単位=円)

プラン OCN IIJ
mio
NifMo Biglobe U-mobile 楽天
モバイル
DMM
モバイル
mineo UQモバイル
110
MB/日
1,600
170
MB/日
2,080
1GB 1,400 1,480 1,260 1,410
2GB 1,470
3GB 1,800 1,600 1,600 1,600 1,580 1,600 1,500 1,510 1,680
5GB 2,150 2,220 2,300 1,980 2,150 1,970 2,190
6GB 2,150
8GB 2,840
10GB 3,000 3,260 3,500 2,960 2,950 3,130
12GB 3,400
15GB 5,270
20GB 6,790
無制限 2,480 2,980

格安スマホ(MVNO)の各社料金の特徴

続いて、各社の料金プランの特徴を細かく見ていきます。
通話料金は1分=40円でどの格安スマホ(MVNO)も同じです。
データ通信については、MVNO独自のデータ通信設備を持っているため、上記の表のようにdocomo、au、ソフトバンクよりも安い価格でサービスを提供できます。
しかし、音声通話については、docomo、auの通信設備をそのまま利用する形なので、通話をする度に、docomo、auに通話接続料という形となり、手数料を払う必要があります。
そのため、通話料金はどの格安スマホ(MVNO)も安くならないんです。
もう一つ、契約時の事務手数料(新規・MNP共に)は3,000円、MNP転出料は3,000円発生しますが、こちらも、どの格安スマホ(MVNO)も一律同じになっています。

なのでここでは、データ通信料金の詳細や解約料などを中心に、各社の特徴を見ていきたいとおもいます。

OCNの特徴

月額◯◯GBではなく、1日に◯◯MB使える日単位のコースがある

日単位のコースは、110MB/日と170MB/日の2つがあり、110MB/日→約3.3GB/月、170GB/日→5.4GB/月使うことができます。
例えば、110MBであれば、以下のような利用の仕方ができるので、1日のスマホの利用がそれほど多くないという方であれば、通常の3GBプランや5GBプランより日割りプランを選んだ方がお得です。

【110MB/日プランで1日にできること(以下全て利用して約110MB)】

  • Webサイト 100ページ
  • LINE 100往復
  • 動画 30分
  • メール 20通
  • Facebook 100フィード閲覧

ただし、他の格安スマホ(MVNO)は、ほぼ同じ料金で、1日の制限なく、3GBプランや5GBプランを提供しているので、この日単位プランの意味は、データ通信容量が厳しいだけという見方ができます。
OCNは最近光の固定回線でも通信容量の制限をかけてきて、通信量の制限に厳しくなっきています。
シェアはNo1ですが、みんなが使っている分、データ通信が混んでいるので、通信速度もあまり速くないようです(MMD研究所2015年4月調査)。

NTTの子会社のNTTコミュニケーションが運営している、ということで、その安心感から加入を検討している方が多いかとおもいますが、料金・通信速度については、他社より優れているとは言いがたいです。

その他の特徴

  • 音声SIMの最低利用期間が6ヶ月と短い(違約金は8,000円)
  • クレジットカードだけでなく、口座振替が利用できる
  • 高速通信をOFFにして、200kbpsで無制限で使える
  • 通話料が1分16円で格安の050Plusが月額300円→無料で使える
  • OCN光の契約者は月額200円の割引を受けられる
  • 初月の月額料金が無料

OCNは格安スマホ(MVNO)としては、シェアも高く、安心感があるようにおもえますが、メリットとしては、解約のしやすさと通話料の安さだとおもいます。
月額料金やインターネットの通信速度の速さを重視する方は、OCNを選ぶのは得策ではありません。

IIJ mioの特徴

利用者の満足度が最も高い格安スマホ(MVNO)

利用者数はOCNに次いでNo2で、契約者数に加えて、利用者の満足度が高いのが特徴です。
IIJ mioは下記の様々な第3社機関の調査で、利用者の好評を得ています。

先ほどのMMD研究所の調査では、docomo系の格安スマホ(MVNO)としては、通信速度はNo1を維持しています。
通常ユーザー数が増えると、通信回線が混雑して、通信速度が下がってくるのですが、IIJmioは通信速度を随時改善していき、契約者数を増やしつつ、利用者の満足度を維持しています。

その他の特徴

  • データ通信の月額料としては他社の中では平均的
  • 低速モードでもテキストサイトが速く読める「バースト転送機能」がある
  • 解約違約金は最大12,000円で、1ヶ月ごとに1,000円減額していく

IIJは、ファイアーウォールといったインターネットのセキュリティーサービスや、オンラインの証券取引のシステムを開発している古くからあるインターネット企業です。
月額料金は平均的ですが、契約者数、利用者の満足度が共に高く、docomo系では通信速度が速く、おすすめの格安スマホ(MVNO)です。

Nifmoの特徴

全国のWi-Fiスポットが無料で使える

空港や駅の中、カフェ、レストランなど、「BBモバイルポイント」というステッカーが貼ってある場所であれば、Wi-Fiが無料で使えます。
動画やアプリのダウンロードなど、外で利用したい時に、Wi-Fiがあれば、月々のデータ容量を消費せずに済むので、ありがたいですよね。

専用アプリの「My NifMo」で、Wi-Fiが利用できる場所にいくと、自動でWi-Fiに切り替えて、データ容量を節約してくれます。

BiglobeでもBBモバイルポイントは利用できますが、アプリで自動切替してくれるのは、使いやすいですね。
カフェやレストランでWi-Fiがあっても、気づかない場合も多いので、無意識の内にデータ容量が節約できたり、通信速度も快適になります。

その他の特徴

  • 音声SIMの最低利用期間が6ヶ月と短い(違約金は8,000円)
  • 初月の月額料金が無料
  • NifMoバリュープログラムで、アプリをダウンロードして買い物をすると、利用料に応じて、0.9%〜10%の携帯料金を割り引いてくれる
  • 光のプロバイダなど他でniftyを利用している場合は、月額200円の割引

Nifmoは利用開始した月の利用料金が無料になります。
自宅にSIMが届いて、スマホにSIMを挿入して、ネットに接続した日からが、利用開始になるので、なるべく利用開始月を月の頭に持ってくると、初月無料機関が長くなりおトクになります。
なお、初月利用料金が無料の格安スマホ(MVNO)は、他にはOCN、Biglobe、楽天モバイルがあります。

【初月利用料金無料の格安スマホ(MVNO)】

格安スマホ(MVNO) 初月料金
OCN 無料
IIJ mio 日割り
NifMo 無料
Biglobe 無料
U-mobile 日割り
楽天モバイル 無料
DMMモバイル 日割り
mineo 日割り
UQモバイル 日割り

Biglobeの特徴

Biglobeは無料通話がある珍しい格安スマホ(MVNO)

格安スマホ(MVNO)で電話する場合、1分=40円の通話料金がかかり、電話をよくかける方にとっては、それほどおトク感がありません。
ですが、Biglobeには、「Biglobeでんわ通話パック60」といって、月額650円で1時間分の無料通話を付けることができます。
また、「Biglobeでんわ(Android/iPhone)」といって、電話回線ではなく、インターネット回線を使って電話をできるサービスがあり、通常の電話と全く同じように使えて、通話料を半額にできるサービスも月額無料で使えるので、通話料を下げたい方にはオススメの格安スマホ(MVNO)です。

その他の特徴

  • 初月の月額料金が無料
  • 音声SIMの最低利用期間は12ヶ月(違約金は8,000円)
  • 光のプロバイダなど他でBiglobeを利用している場合は、月額200円の割引
  • 全国のWi-Fiスポットが無料で使える
  • 6GBプランと12GBプランは、1枚900円/月でSIMをそれぞれ2枚、4枚発行できて、複数のSIMの間でデータをシェアできる

Biglobeは、6GBと12GBという他社が提供していない料金プランを提供していて、それぞれ他社の5GBプラン、10GBプランと同程度の価格設定をしています。
通信速度も平均的なので、データ容量をちょっとおトクに欲しい方や、通話の頻度が高い方は使ってみてもいいかとおもいます。

U-mobileの特徴

無制限プランのある格安スマホ(MVNO)

U-mobileではデータ通信が使い放題のプランが2,980円で使えます。
U-mobileはMMD研究所の調査でも通信速度が遅く、無制限プラン以外のプランを使うのであれば、あまりオススメできませんが、無制限プランについては、混雑時でも速度が安定して500kbps前後出るので、U-mobileにするなら、無制限プランがオススメです。
ただ、価格.comの口コミなどを見ると、動画視聴やアプリのダウンロードでは、通信速度が遅く感じることが多いなどの情報もあり、速度優先の方は、UQモバイルの無制限プランをオススメします。

その他の特徴

  • チャンネル数1,000ch以上のUSENが月額490円でスマホで聞ける
  • 最低利用期間が6ヶ月のタイプと12ヶ月のタイプが選べる
  • 最低利用期間が6ヶ月のタイプは6ヶ月以内の解約は6,000円かかる
  • 最低利用期間が12ヶ月のタイプは6ヶ月以内の解約は9,500円、7-12ヶ月以内の解約は3,500円かかる

無制限プランやUSENの音楽聴き放題サービスをアピールしているU-mobileですが、通信速度の評判が悪く、利用者の満足度は低い状況です。
無制限プランは、他にもb-mobileぷららLTE、などが提供していますが、いずれも通信速度が500kbpsに制限されており、通信速度の評判がいいとは言いがたいです。
まずは無制限以外の1GBや3GBの料金プランから始めて、データ容量が足りないとなった場合に、無制限プランに切り替えることをオススメします。

楽天モバイルの特徴

5分間通話かけ放題プランがある唯一の格安スマホ(MVNO)

無料通話は、Biglobeでも提供されていますが、かけ放題プランがあるのは現状、楽天モバイルのみです。
月額料金に890円追加することでかけ放題プランに加入できます。
通常1分=40円なので、5分の電話を5回する方であれば、元が取れるプランになっています。
友達や彼氏彼女との電話はLINEやskypeでできても、レストランや飲み屋の予約などちょっと電話しないといけない時ってありますよね。
そういう電話なら、5分以内で済むことが多いので、通話料金が安くならない格安スマホ(MVNO)としては、とても便利なプランだとおもいます。

その他の特徴

  • 音声SIMの最低利用期間は12ヶ月(違約金は9,500円)
  • 最短3時間で商品を受け取れるコンビニ受け取りサービスが利用できる
  • 初月の月額料金が無料
  • 毎月の利用料の1%が楽天モバイルの利用料に応じて溜まる

常に何かしらのキャンペーンをやっているので、スマホのセット販売端末を購入するなら、楽天モバイルがオススメです。
楽天カードをお使いの方なら、ポイントも貯まりやすくなっておトクです。

DMMモバイルの特徴

全プラン業界最安値

データ通信料の一覧の通り、全てのプランで最安値にチャレンジしています。
実際はDTIの方が最安なのですが、通信速度がかなり不評なので、今回の比較対象からは外しています。
MDD研究所で2015年9月に実施された速度調査では、mineo(マイネオ)に次いで、第2位の通信速度を記録しています。
格安スマホ(MVNO)のシェアとしては、大手ではありませんが、業界最安だけでなく、通信料最速もチャレンジしており、ネットを使ってイライラしたくない方には、オススメできる格安スマホ(MVNO)です。

その他の特徴

  • 高速データ通信をOFFにして通信速度を節約できる
  • バースト転送機能で、低速状態でもテキストサイトの読み込みはストレスなくできる
  • データ容量のプランが豊富なので、プラン変更で自分にあった料金に設定できる
  • 音声SIMの最低利用期間は12ヶ月(違約金は9,000円)
  • 月額4,350円でSIMを3枚発行できるシェアコースがある

月額料金と通信速度にこだわっている格安スマホ(MVNO)です。
月額料金は他社に比べて、常に最安を宣言しているので、料金プランについては安心できます。
また、料金プランが豊富なので、プラン変更をすれば、追加チャージをしたり、データを余らせたりすることなく、自分にあった料金プランに設定できるので、節約もし易いです。
バースト転送機能もあるので、テキストサイトを読む際などは、低速モードで、サイトを見ればデータ容量を消費することなく、快適にネットを利用することができるので、そういう意味でも節約しやすい格安スマホ(MVNO)ですね。

mineo(マイネオ)の特徴

パケットを交換したり、もらえたりする格安スマホ(MVNO)

mineo(マイネオ)には

  • 家族とデータを分け合えるパケットシェア
  • 家族以外でもmineo(マイネオ)ユーザーとパケットを分け合えるパケットギフト
  • 無料で1GBのパケットを毎月もらえるフリータンク

など、パケットをおトクに使える仕組みがあります。
フリータンクは、毎月21日以降になるとmineo(マイネオ)のホームページから1GBのパケットを無料でもらえるので、月末にパケットが足りなくなる方はおトクです。
また、通常パケットを追加でチャージすると1GB=1,000円など割高な料金を支払う必要がりますが、ヤフオクで5GB=1,000円など、格安でパケットを購入し、パケットギフトで自分パケットとしてチャージすることができるので、データ容量をたくさん使う方にはオススメできる格安スマホ(MVNO)です。

その他の特徴

  • MNPの場合は12ヶ月以内に解約すると、15,000円の違約金が発生する
  • ただし、純粋な解約の場合は、最低利用期間も違約金もなし
  • docomo系、au系どちらのSIMにも対応しているので、どちらのユーザーも乗り換えがし易い

マルチキャリアといって、docomo、auどちらのユーザーも乗り換えることができる唯一の格安スマホ(MVNO)なので、家族がdocomo、auの場合でも、mineo(マイネオ)に乗り換えて、上記のパケットシェアで家族とデータを分け合う、といった使い方もできます。
先ほどのMDD研究所の速度調査では、山手線内の速度調査でNo1を獲得しており、通信速度も速いオススメのSIMです。

UQモバイルの特徴

通信速度が全格安スマホ(MVNO)の中で一番速い

UQモバイルはKDDIの子会社で、auと同一サーバーを使っている格安スマホ(MVNO)です。
他の格安スマホ(MVNO)は、データ通信をする際に、MVNO独自のサーバーを利用しているのですが、UQモバイルはデータ通信をする仕組みが違い、他の格安スマホ(MVNO)より通信速度が速くなっています。

格安スマホ(MVNO)に位置づけられることが多いですが、位置づけとしてはソフトバンクにとってのYmobileと同じで、kddiが運営しているMVNOです。

その他の特徴

  • 月額2,980円で無制限プランが使える
  • 音声SIMの最低利用期間は12ヶ月(違約金は9,000円)
  • au回線を利用できるので、Ymobileと比べて、通信エリアが広い
  • 無料通話1,000円がコミコミの月々2,980円のプランがある

格安スマホという見せ方をしつつ、実はKDDIの格安版で、docomo、au、ソフトバンクと比べて通信速度を落としたくないけど、月額料金を下げたいという方にオススメできる格安スマホ(MVNO)です。
無制限プランは、500kbpsと速度制限がありますが、公式チャットで聞いたところ「500kbps以上の速度が出る」ということを認めており、実際にテザリングやyoutubeのおすすめ動画が快適に見れるという口コミも多数ネット上で挙がっています。

まとめ

月額料金重視ならDMMモバイルがおすすめ

→全プラン最安値、最速宣言で料金プランは安くなっており、通信速度の実測結果もよい記録を出しています。

通話をするなら、楽天モバイル、Biglobe、UQモバイルがおすすめ

→楽天モバイルは5分間かけ放題、Biglobe、UQモバイルは無料通話付きのプランがあるので、通話をよくされる方は、この3社がオススメです。

通信速度重視ならUQモバイルがおすすめ

→ネットをストレスなく使いたい方は、UQモバイルがオススメです。
auのサーバーを利用しているので、他の格安スマホ(MVNO)とは仕組み上、通信速度が速くなります。

UQモバイルは月額料金も他社と比べて、そこまで高くなく、au同等の通信速度が出ます。
特にauユーザーの方は、端末そのままで月額料金を下げられるので、月額料金が高くて困っているという方は、乗り換えをオススメします。

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